専門学校の現状と選び方

専門学校の特色

 

 

専門学校は大学や短期大学とはその性格は違いますが、高等教育の一翼を行う機関として活躍しています。大学や短期大学のように文学を勉強するのではなく、現場密着型の実務教育を行うのが特色です。
実務的なことだけではなく、その実務に必要となる教養教育、資格取得のための技術や知識の習得など幅広く教えています。
専門学校では、めまぐるしく変わる社会に対応して、施設や設備をその都度変えたり、教育の内容を変えたりしています。

 

 

専門学校にはおよそ130種類で8,200以上もの学科があります。それらを分野別に大きく分けると8個に分けられます。

 

・「工業分野」では、建築科、測量科、情報処理科、自動車整備科、電子工学科などがあります。

 

・「農業分野」では、農業科、畜産科、バイオテクノロジー科などがあります。

 

・「医療分野」では、理学療法科、看護科、歯科技工士科、鍼灸科などがあります。

 

・「衛生分野」では、美容科、理容科、栄養士科、調理科、製菓科などがあります。

 

・「教育、福祉分野」では、保育科、介護福祉科、養護教諭科などがあります。

 

・「商業分野」では、情報ビジネス科、経理科、ホテル科、観光科などがあります。

 

・「服飾分野」では、服飾科、服飾デザイン科、ファッションビジネス科、スタイリスト科などがあります。

 

・「文化、教養分野」では、英会話科、グラフィックデザイン科、放送、音響芸術化、写真科、演劇科、インテリアデザイン科などがあります。

 

 

情報社会の近年では、IT関連の情報科やマルチメディア科、さらに高齢化社会により介護福祉科、鍼灸科、作業療法科などを新設する専門学校が増えています。
専門学校の多くは2年以上学び、高度なものでは3年、4年と学ばなければならないものもあります。