専門学校の現状と選び方

専門学校の入試

 

 

実際に専門学校を受験する際に気になる入試制度について説明します。専門学校には、推薦入試と一般入試の二つの入試制度があります。

 

 

そして推薦入試の中には指定校推薦、公募制推薦の二つがあります。指定校推薦とは、指定された高校に所属している生徒が出願することができます。公募制推薦とは、推薦条件を満たしていればどんな生徒でも出願できるというものです。

 

 

選考方法は、看護などの医療関係分野では小論文や面接が多くなっています。一部の専門学校では学科試験も実施されています。保育の分野では作文や面接が多くなっています。その他の分野においては、書類選考、面接が多くなっています。

 

 

AO入試制度を取り入れている専門学校もあります。AO入試制度とは受験する生徒の人物像を重視するものです。受験する生徒の人物像と学校側が求めている学生像を照らし合わせてその結果合否を決めるというものです。学力だけにとらわれないで志望理由などを面接で確認して本人の個性、適正を見るというものです。

 

 

各専門学校によって入試制度は違います。大学の入試制度のように統一された共通の試験パターンはありません。受験を考えている専門学校の募集要項を参考にしたり、入学相談で確認したりしてください。

 

 

他にも学費の面などから入学をあきらめる生徒がでないよう、少しでも優秀な生徒を育てたいという学校側の配慮から奨学制度を設けている学校もあります。
成績優秀者で経済的理由によって修学が困難な生徒をバックアップする制度です。
事前説明会を学校側が行っていますから、奨学制度に興味がある人は説明会に参加しましょう。